vol.7
今月のラインナップ
1.千葉産落花生の作付状況について2.商品トピックス
3.中国産落花生の作付状況について
4.ピーナツの日
1.千葉産落花生の作付状況について(第5回)
現在収穫が進んでいる状況でさや実数は平年並あたりです。また空ざや(ポン)は平年に比べ少ないです。さや重は早生種で平年並みからやや少ない傾向があります。土壌水分が必要な結莢期にまとまった降雨があったため、水分が確保されたことで莢実数はある程度確保され、また空さや(ポン)も少なくなったと考えられます。その後の莢実が肥大する8月中旬は、平年と比較して気温が低く日照時間がかなり少なく8月下旬は気温が高く日照時間が平年並みとなり、播種時期によっては日照と気温の不足が影響していると考えられます。現段階では掘り取りが済んだところの全体的な傾向では、さや数は並みで空さやは少ないが一部に小粒傾向がみられます。具体的な状況は10月に県から作況調査でわかると思われます。
播種:2017年5月7日 写真:2017年8月23日 撮影
2.商品トピックス
上記にてご案内させて頂きましたが、千葉産落花生の収穫が始まり、いよいよ新豆シーズンとなります。今回は、年末年始から節分にかけて、特に需要が高まる商品をご案内致します。薄皮付きのピーナツは複数のTV番組で取り上げられるなど、健康に良いというイメージが付き需要が高まっております。新豆出荷から年末、節分と需要が高まる時季ですので、今回は大袋タイプの商品をご案内させて頂きます。
★千葉産さや付落花生(早生種) 175g
JAN 4901454023088 【年末・節分限定】
上代850円(税別)
温暖な気候、豊かな土壌の千葉県で育まれた風味の落花生を使用し、美味しく仕上げました。
大袋タイプ、節分時の豆まきにもどうぞ!
★千葉産味付落花生(早生種) 150g
JAN 4901454023699
上代850円(税別)
千葉県産の薄皮付き、あっさり塩味の落花生です。薄皮にはポリフェノールが含まれておりますので、そのまま食べるのをお薦めします。
2.中国産落花生の作付状況について
種蒔き、発芽等生育期の1か月間、雨が殆ど降らない状況が続いた。7月8月は雨が多く、日照不足で落花生の成熟度は畑によって違いますけどやや不足の感じです。 大粒のものが少なく、小粒のものが多くなっている。また、芽が出ているものも多い状況。まだ正式な価格は出ていないですが、今年は予想より、やや高くなることが見込まれます。
乳山地区①
乳山地区②
栄成地区①
栄成地区②
4.ピーナッツの日
11月11日は『ピーナッツの日』(全国落花生協会が1985年に制定) 新豆がでるこの時季ということと殻の中の可愛い「双子」に因んで、11が仲良くふたつ重なる日にしたそうです。落花生の花は、朝早くに開花し、自家受精後その日の夕方にはしぼんでしまう「一日花」。開花の数日後、その花の落下した辺りに、受精した花のもとにある柄が伸びはじめ、まるで地中に落ちていくかのように 、潜ったところでサヤを作ります。成長するとサヤがどんどんできて、中に新しい実が生まれます。「花が落ちて生まれる」、それが落花生の実だったのです。落花生は、成分の50%近くが脂質です。その脂質には不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸が多く、LDL(悪玉)コレステロールを減らし、動脈硬化を予防します。 また抗酸化作用をもち「若返りのビタミン」といわれているビタミンEも豊富で、体の細胞を丈夫にして老化や動脈硬化を遅らせる働きがあります。落花生の薄皮(渋皮)には、ポリフェノールの一種「 レスベラトロール」が含まれていて、抗酸化作用による老化防止、動脈硬化や癌などの生活習慣病の予防に効果があるといわれています。薄皮ごと食べるか、薄皮を茶葉のように使って毎日少しずつお茶として飲むのもお勧めです。このところテレビ等でピーナツの健康効果についてを取り上げられる機会が増えております。これから新豆のシーズンになりますので、千葉県落花生を含め、改めて品揃えのご検討をお願い致します。
出荷開始時期
早生種:10月下旬~11月上旬
半立種:11月下旬~12月上旬
1. 千葉産落花生出荷状況
2. 商品トピックス
3. 特売商品のご案内