vol.4
今月のラインナップ
1.千葉産落花生の作付状況について2.商品トピックス
3.乳酸菌とその効果について
4.アーモンドの効果について
1.千葉産落花生の作付状況について(第2回)
今シーズン2回目の報告となります。6月後半の現在、大体の播種が完了しています。5月は気温が高く、降雨が極端に少なかったため、去年と違いマルチ内が高温多湿になりやすく発芽時に根が回って発芽不良になる株や、発芽から開花までに発生する根腐れ病が出やすくなっています。発病株が多いと収穫量への影響が懸念されますが、早期発見で発病株の播種のまき直しで対応しています。6月に入ってからも雨量は少なめですが、降雨後に高温多湿になり褐斑病、黒渋病、そうか病などの病気が出始めています。こちらも発病初期に殺菌剤で適切に処置することで拡大を防いでいます。
生育状況は開花についてはおおむね順調に咲き始めています。4月後半に播種した早生種にあっては、例年通り子房柄が伸び始めています。全体的に見ますと例年並みの生育状況と思われます。作付状況については作付の増えた前年並みの見込みです。
播種:2017年5月7日 写真:2017年6月23日 撮影
2.商品トピックス
今月は9月1日に発売予定の新商品をご案内させて頂きます。どちらの商品もとても美味しく良仕上がっております。これからご案内を開始いたしますので、一度お試し下さい。また今号に乳酸菌とその効果について】【アーモンドの効果について】それぞれまとめましたので、合わせてご覧頂けます様、お願い致します。
★乳酸菌ヨーグルト味アーモンド 65g
上代300円(税別)
カリッと香ばしい大粒のアーモンドに、甘酸っぱいヨーグルト味をプラス。 1パック(65g)当り“200億個”以上の乳酸菌入り(ヨーグルト20個分) →体に嬉しいエンテロコッカス・フェカリス菌「EC-12」株使用。
EC-12(エンテロコッカス・フェカリス菌)とは人間の腸内に存在する腸球菌と呼ばれる乳酸菌です。ヨーグルトなどに含まれる桿菌(かんきん)に比べると5分の1ととても小さいが、小さい為に腸管内パイエル板に取り込まれやすく、高い整腸作用が期待できます。
入数:12 JAN 4901454023729
★黒糖くるみ 80g
上代300円(税別)
大粒のくるみにコクのある沖縄県産黒糖をコーティングしました。 ミネラル豊富な黒糖と、αリノレン酸と食物繊維が豊富なくるみは栄養価 も高く、味の相性も抜群です。
入数:12 JAN 4901454023699
3.乳酸菌とその効果について
乳酸菌はヨーグルトやチーズなどの発酵食品を作る菌として古くから利用されていました。乳酸菌とは単一の菌の名称ではなく糖を分解して乳酸を作る菌の総称です。一方、善玉菌として有名なビフィズス菌は糖を分解して酢酸を作り出すという特徴があります。ビフィズス菌は基本的に食品の中に含まれていません。乳酸菌の働きで作られた食品は乳酸により独特の酸味があります。乳酸菌(ビフィズス菌)の効果・効能は様々あるなかで、最も注目すべきは「腸内環境を整える」ことです。人間の腸内には100~500種類、100兆個以上の腸内細菌が存在しています。腸内細菌は健康に良い効果を与える「善玉菌」,健康に悪影響を与える「悪玉菌」,どちらとも言えない「日和見菌(ひよりみきん)」が生存場所を取り合って争っています。悪玉菌が増えてしまうと健康に悪影響を与えます。乳酸菌・ビフィズス菌は善玉菌の味方をし、腸内で善玉菌が増えるのを助けます。乳酸菌やビフィズス菌に便秘や下痢の予防,改善効果があるのはこういった理由です。その他乳酸菌には免疫を活性化・調整する効果があるため、花粉症の予防や改善,アトピー性皮膚炎の改善,コレステロールを下げる働き,高血圧を改善する効果などがあります。腸は免疫に重要な働きをし、健康の要になる器官です。腸の状態を健康に保つ乳酸菌やビフィズス菌は健康にとってなくてはならない菌なのです。人間の腸内には、健康にとって有用な働きをする「善玉菌」,悪影響を与える「悪玉菌」,どちらとも言えない「日和見菌」の3種類が存在しています。善玉菌の代表は乳酸菌やビフィズス菌。理想的な腸内細菌のバランスは善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7と言われています。善玉菌の数が増えると生産する有機酸により自然と悪玉菌の増殖が抑制されます。腸内で悪玉菌が増殖すると、生産するアンモニアや硫化水素などの有害物質の量が増えます。また腸壁から吸収された毒素は全身に回っていき、免疫力を低下させ生活習慣病など様々な病気の原因になります。そのため日常的に食品などから乳酸菌やビフィズス菌を取りこみ、腸内で乳酸菌やビフィズス菌が増える手助けをし、腸内環境を良好に保っておくことが大切です。
4.アーモンドの効果について
健康食品としても定着したアーモンドについて、改めてどんな効果が期待できるのかをまとめてみました。もう一度おさらいしておきましょう。
①悪玉コレステロールを撃退!
アーモンドの半分は脂肪でできており、ほとんどが体に良い脂肪です。それが体脂肪になりにくいオレイン酸です。オレイン酸の代表的な働きが悪玉コレステロールの撃退です。悪玉コレステロールを減らすと心疾患•動脈硬化•高血圧の予防につながります。またオレイン酸には、悪玉コレステロールは撃退し、善玉コレステロールを増やす効果があります。そして腸内を柔らかくし、活発にする力があるため便秘解消の効果もあります。
②ビタミンEの効果
強い抗酸化作用があるビタミンE。抗酸化作用とは、字の通り体を酸化(サビ)させない作用です。体がサビると老化や動脈硬化を引き起こしてしまいます。アーモンドに含まれているビタミンEを摂取することで、老化現象•動脈硬化の予防になります。
③ミネラルの効能
アーモンドにはミネラルが豊富に含まれています。骨や歯を構成するカルシウム。骨を丈夫にするカリウム。骨や歯を構成、糖の代謝を改善する働きがあるマグネシウム。細胞分裂が活発になり、髪の毛や爪をキレイにしてくれる亜鉛。赤血球を作りだし貧血予防になる鉄。
④食物繊維の効果
水に溶けにくい不溶性食物繊維が多く含まれる。不溶性食物繊維は腸を活発に動かし排便を促し便秘解消になります。同時に腸内の発がん性物質や有害物質も体内から追い出してくれるため、肌荒れなどを予防してくれます。
⑤ポリフェノールの効果
アーモンドの薄皮はぜひ食べましょう。薄皮には若返り効果抜群のポリフェノールが含まれています。抗酸化作用があり、老化現象•動脈硬化の予防になります。アンチエイジング効果で体が若返ります。
①千葉産作付状況第3回
②商品トピックス
③ピーナツの日について